gomenne makura
支那竹

「シナチクって知ってる?」って拉麵をすすってる時にきかれた。ははぁはぁはぁへーしらないなァ ところでメンマ食べれなかったって君は? メンマが続々と私の皿に引っ越してきて、日当たり敷金礼金何も変わらないよ?って強制的な立ち退きだから関係ないかって、そういえばうちの実家立ち退きしたんだけど、あれは好きで立ち退いたからお金とかもらえなかったなぁとかいいながらいよいよ四分の一になったボリボリをボリボリする。
勘がよくなったわたしはボリボ、あたりで彼らが支那からの使者であることに気付いたけれど、彼女がスープを飲み切った音に聞き惚れて 向かいの小学校では運動会が始まったようだ。

アラスカの話

アラスカに、サーモンがいて、
私に懐いたアザラシが一体。別れは悲しいけれどドロトロ溢れるサーモン缶に手一杯で、撫でてやることも叶わなかった。つぶらな瞳、愛しいなぁ、ところでお前睫毛とか無いの?あるなら一本頂戴よ。大切にするから。

出港

鳴き声はまだ聞こえる。三日目の夜、甲板に出た。もう聞こえない、思ったより早く進む船、ほら支那大陸だよキスしておやり、仕方ないねぇちょっとだけよ。ぁあ、あいつにもキスのひとつや二つくらいしてやればよかったかなぁ。ひんやりした二つの黒眸を思い出す 可愛い子だったよぉ

四日目の昼高円寺に着いた。ドロトロの缶を引き換えにトロドロのオムライス、缶から何か出てきたよと叫ばれて見ればあの子の睫毛だ、ちょっとやだ泣かないでよ。 うるせぇ

ぺっぺ。